シンボルツリーと橋が家族を見守る 明るく健やかな自然素材の家
鹿児島市 N様邸
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玄関を入ると、吹き抜けや大きな窓からの光で驚くほど明るい室内が広がるN邸。木の優しい色合いとあいまってホッと和む居心地の良さを感じます。
部屋を見渡すと、天井の高さまであるシンボルツリーやリビングを見渡せる吹き抜けの上にかかる橋など、子どもも喜ぶ遊び心とこだわりが満載です。
住まうほどに愛着が湧く、木の魅力あふれる我が家
「木が家族に合わせて呼吸をしているのを感じます。子どもがとっても喜んでいますし、今年の長雨でも家の中は快適、ストレスを感じませんでした」と本当にうれしそうにお話しされる奥様。
たくさんの建築会社に“吹き抜けに橋をかけたい”という希望を持ち込みましたが、前向きに応えてくれたのが唯一住まいずだったのだとか。
「プロとして必要な強度や、設置場所を考えてくれて、希望以上の間取りとなりました。施工途中、ほぼ毎日出掛けたのですが、階段の高さや手すりの広さもその場で要望を聞いてくれ、まさにハンドメイドのオーダーメイド。橋は、家族だけでなく人と人との架け橋を象徴するような存在になりました」とご主人。
お気に入りのシンボルツリーと橋を元気に案内してくれる子どもたち。雨の日の遊び場ともなり、室内にいながらまるで森のアスレチックで遊んでいるかのようで、生き生きとした表情が印象的です。シンボルツリーは“住まいずの工場”でご主人が選んだもので、愛着の思いもひとしおです。
木にこだわりを持つ住まいずとして、ひとつひとつ丁寧に選んだ木たちは、N邸をまるで自然の中にいるような、清々しい空気でいっぱいにしてくれています。素足に心地良く、寝転ぶとサラサラと気持ちの良い木の質感は、家族の団欒時間をより幸福感で満たしています。
1階はリビングにいながら2階の気配まで感じることのできる3か所の吹き抜けがあり、住宅地とは思えないほど明るさと澄んだ空気に満ちています。
オープンキッチンなので子どもたちも日常的にお手伝いができ、家族のコミュニケーションにも。ダイニングと横並びのシンクは奥様の希望。キッチンからはリビング、和室、2階まで見渡せてお気に入りの場所です。
リビング奥に広がる和室。本物のイグサで作った琉球畳と木目を生かした美しい天井に癒される空間です。窓から庭を眺めれば、縁側でひなたぼっこするような木と風と光の温もりに包まれます。下には大収納を設け、手前には奥様のためにあつらえたパソコンスペースを設置するなど、暮らしを考えて造られた使い勝手の良さも魅力です。
家族の暮らしを楽しく快適にする間取り
2階は階段先が二手に分かれ、中2階にご主人の書斎を独立したスペースとして確保しました。寝室、そしてロフトもある子ども部屋に渡る橋は手すりの幅まで気配りされています。
「想像以上の出来映えです」とご主人も大満足の書斎。造作の机や本棚で統一感があり、部屋を独立させたことで仕事がはかどる書斎となりました。造作棚はたっぷりの収納なので、今後書物が増えても安心です。
子ども部屋は仕切ることも可能な、暮らしの変化に対応できる造り。ロフト部分は、夏は涼しく冬はほっこり暖かなお昼寝スペースに。いずれは、子どもたちの寝室として使用予定なのだとか。天井が低い秘密基地のような空間に子ども達も大喜び。
外観はまるでヨーロッパの田舎にあるような可愛らしいカントリー調のデザイン。アイボリーの漆喰の壁には波のようなデザインを施し、ひとひねりのこだわりとセンスを感じます。
玄関が北側道路に面しているため、暗くなりがちな玄関側ですが、見事に光を当てた絶妙な配置バランスにNさんも大満足。
住宅地にありながらもそれを忘れてしまうほどの洗練された造りと、窓からの空や緑の景色に、「日を追うごとに暮らしやすさが増し、職人さんたちの気配りに感謝です」と和やかな表情で話されるNさん一家。
Family Voice
「住まいずさんの山に連れて行ってもらい、家族で選んだ木や枝をドアや取っ手や窓に使いました。スタッフの方が優しく丁寧で、打ち合わせや施工途中も楽しくてワクワク。暮らすほどに幸せが増す家です。」
「家が健康にしてくれることを実感しています」というNさんの言葉が印象的で、住まいずの持つ鹿児島の山や森、木への想いを知っていただけたことに作り手として大きな幸せを感じています。本物の木の家の魅力は、暮らしてみてより一層実感できるもの。カラッとした気持ちの良い空気、素肌に優しい木の質感、細部にまで宿る自然素材の呼吸を感じながら、健やかな毎日を送るNさんご家族でした。