無垢材の魅力を最良の形で取り入れた光と風が集う自然の住まい
霧島市 O様邸
スタイル別に見る|2階建て 吹き抜けあり
確かな技術が叶える他にはない特別な木の家
先祖代々の山を受け継ぐOさんご家族。
「我が家には山の木を使いたい」とまず訪れたのが、木の家づくりに定評のある『住まいず』だった。
伐採や運搬、乾燥などの建築用の木材を作り上げるところからスタートするため、対応できるところがあるのか不安だったそう。
そんなOさんの要望に「お任せください」と笑顔で快諾され即決。
昔から製材所も営んでいる木のプロだからこそ可能な対応だ。
山から切り出した木は、その細胞を壊さないように最適な温度で丁寧に乾燥させて使用。
木が呼吸できる状態で保つから、調湿効果もしっかり保てる。簡単なお手入れで傷が自己修復したり、
風合いの変化をじっくり楽しんだりと、無塗装の生きている木ならではの良さが嬉しい。
ましてやそれが大切にしている山の木とあっては、Oさんご家族の愛着もひとしお。
枠材やテーブルを含むほぼ全ての場所に山の木が使われているので、家を通してご先祖から見守られている気分になれそうだ。
(シラスを使った壁は灰や汚れが目立たず、お手入れも水で流すだけでキレイに。庭は通年楽しめるように、緑の種類や植える位置まで計算されている)
多目的に使える玄関土間で毎日を楽しく快適に軽に
ご主人のこだわりの一つは薪ストーブ付きの玄関土間。テーブルセットを置けるほどの広さがあり、
畑仕事を行うご主人が靴を脱がずに休憩したり、道具の手入れを行ったりと作業場の役割も果たしている。
床や造り付けの棚など自由に外使いのアイテムを置ける上、雨の日は子どもの遊び場としても楽しめそう。
出入り口が二方向にあるので畑側からの出入りが簡単な上、作業町に生じた土汚れなどもサッとと掃き出せる。
作業後は気軽に汗を流せるよう、浴室と脱衣洗濯室を玄関奥に配置。他のスペースを汚すことなく着替えから洗濯まで行える。
そして寒い時に活躍するのがご主人憧れの薪ストーブ。
ここからすべての部屋へ温かい空気を送ることができる。燃料の薪は自分の山から調達できるので、暖房費の節約に効果的。
腰掛けるスペースも十分にあり、温かく燃えるストーブをみんなで囲む冬が待ち遠しそうだ。
昔ながらの玄関土間は作業場にも最適。光と風の通りを考えたデザインが快適な空間を約束する。
こんな家が欲しかった
私たちが希望した3つのこと
①所有する山の木を使った家
幼い頃から慣れ親しんだ自分の山の木が材料です。家はもちろんテーブルなども特注のため、使い勝手が良く統一感も抜群。
いろんな工夫を盛り込みました。
②昔ながらの広い玄関土間
玄関は昔ながらの土間をイメージしました。畑の収穫物を置いたり、道具の手入れをしたりと幅広く活用できます。
縁側的な使い方でコミュニケーションの場にもなります。
③庭との一体感を大切に
プロが手掛けた庭が気に入りました。植物の種類や配置まで計算されていてどこから見ても美しく、
家とも見事に調和します。特にリビングからの眺めは最高です。
全開放タイプの窓の先にはこだわりの庭が。季節ごとの変化を間近で感じることができる。
畳ダイニングの縁に腰かけて眺めるとさらに開放感アップ
採光抜群のキッチンは日中照明いらず、夜はLEDダウンライト等で十分。
風の通りが良い上、壁の珪藻土クロスと木の調湿・消臭効果もあって、調理後の匂いが気にならない。
平屋と同じく1階のみでも生活が平屋と同じく1階のみでも生活がゼットがあり、家族全員の身の回りの品をまとめて置ける。
玄関ではこの空間がお出迎え。木の爽やかな香りと開放的な空間がゲストをいつでも歓迎してくれる。手すりは握りやすい八角形なのもこだわり。玄関の横には脱衣洗濯室と浴室が。埃や土汚れを落としたい時、リビングなどを通らずキレイに洗える。着替えをしまえる造り付け棚も完備。
浮づくりの床や檜のオーダーテーブルなど山の木を贅沢に使用。テーブル2卓は同じ高さのため並べて利用可。
畳スペースにぴったりのサイズだ腰かけて眺めるとさらに開放感アップ
2階の全体に光と風が行き渡るように考え抜かれた吹き抜け空間。天井は木目や色合いまで丁寧。
廊下を有効活用したスタディエリア。家族や友人と勉強や工作など自由に楽しめる。余った木で作った椅子は収納にもなる優れもの。
優美な曲線を描く庭は外からの視線をさりげなく防ぐ効果も。駐車スペースはコンクリートを石のように仕上げて自然な風合いに。
トイレは掃除が楽で介助なども行いやすい広さ。棚にはストック品や掃除道具などをスッキリ収納。洗面台とお揃いの木製タオル掛けがおしゃれ。
緻密な計算を重ねて造った癒しと憩いの空間
O邸の特徴は天井高や窓の位置、テーブルの高さに至るまで家族の使いやすさを考え、計算されている点。
リビング周辺は空間を広めに取り、一段低い畳エリアと高すぎない吹き抜けのバランスが絶妙。
みんなでワイワイ楽しめる「動」のリビングとは反対に、奥の和室は天井の位置を下げて落ち着きのある
「静」の空間に仕上げている。特に印象的なのが庭の見事さ。家づくりでは庭を後回しにすることが多く、実際Oさんご家族も特にこだわりはなかったそう。しかしガーデンデザイナーが描き上げたイラストを目にした途端「これを見たら、作らないと後悔します」と、今では家と同じくらいお気に入りになった。どの位置からも眺めを楽しめるが、なかでも畳リビングからの眺望と開放感は格別。額縁のような窓枠によって景色が切り取られ、まるで一枚の絵画を見ているようだ。家と同時に庭を作り込んでおくことで一体感を高め、互いの良さが引き立つということがよく分かる。
その他の写真は、こちらからご覧いただけます。
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