木の家の価値を伝えたい11.5代目です。
最近、あまりにもふすま食パンにはまってしまい
朝・昼・晩と、まさかの1日オールふすま食パンを達成しました!
という話はどうでもいいですよね。
そんな話はさておき
週末の住宅会社は賑やかです。
お休みの方が多いので、来客が多いんですよね。
そんなお客様に3連続で聞かれた質問があります。
(それぞれ違うお客様です)
それは、家の金額提示をしている時の話。
「その金額には、キッチンとかお風呂も付いているんですか?」
全く同じ質問を、3組の方から頂きました。
連続で聞かれるとちょっとびっくりなんですが
それ以上に、質問の内容に驚きました。
そもそも、家の金額ってすごく分かりにくいんです。
例えばこの家が2000万円としましょう。
普通、この家は2000万円ですって聞いたら
2000万円で建つと思いますよね?!
ところが、そうはいかないんです。
合併浄化槽は別
水道引き込み費は別
消費税は別
照明・カーテンは別
外構工事は別 などなど。
大抵は、こういった感じで
完全にその通りに建てるためには、+αされることが多い。
なぜなら、ここには「本体工事」と呼ばれる考え方があるからなんですね。
簡単に言うと、家という箱だけを作る工事を「本体工事」と言いますが
これだけだとただの箱なんです。
水が出ない、照明がない、水も出ないなどなど。
なので、その他にも必要な本体工事以外の工事を
「付帯工事」といいます。(会社によって呼称の差がアリ)
この二つが揃って、初めて家の金額が分かってくるわけですが
ここで問題が生じます。
会社によって、この本体工事と付帯工事の分け方が違うんです。
A社は、本体工事にキッチンとお風呂やトイレも入っている。
B社は、全く入っていない。
こういう差があるので、冒頭でもお話したとおり
「キッチンやお風呂は金額に入っているんですか?」と言われるわけです。
何でこういう事になるかと言うと、住宅業界的に
金額の表示方法にルールが何もないからなんですね。
ある意味、その会社さん独自のルール次第になるわけです。
ということは、家の金額を比べる時は
しっかりと何から何まで含まれた金額なのかを把握しないと
比べる意味がなくなってしまうということなんですね。
基準となるルールでもあればいいのですが
住宅会社によって家づくりに対する考え方や
家の作り方自体も違うので、ここを統一するのは難しそうですね。
いちおう、坪単価というものがありますが
ここでは長くなるので、気になる方はこちらを読んでみてください~
坪単価は本当にムズカシイ
坪単価のムズカシサ 特別編
11.5代目のFACEBOOKページはコチラから
11.5代目のインスタグラムはコチラ